便秘の種類
便秘には大きく分けて2種類のものがあります。「器質性便秘」と「機能性便秘」...
便秘には大きく分けて2種類のものがあります。「器質性便秘」と「機能性便秘」です。
器質性便秘には、生まれながらにして腸の蠕動(ぜんどう)運動が起こりにくいことが原因のものと、後天性の病気(腸の癒着や大腸がんなど)が原因のものがあります。
機能性便秘には、急性便秘と慢性便秘があります。
急性便秘とは、生活環境の変化によるストレスや食べすぎでおこる一過性の便秘です。女性では妊娠中におこるときもあります。環境に慣れたりストレスがなくなることによって比較的カンタンになおります。
慢性便秘とは、腸の機能にちょっとした異常があるために起こる、けっこうしつこい便秘です。ほとんどの便秘は慢性便秘だといえるので、ココでは慢性便秘の3種類についてくわしく説明します。
[ 弛緩性便秘 ]
腹筋が弱いなどの理由から、便をおし出すことができない便秘です。下剤などの便秘薬にたよっているために、自分で出す力が弱くなったときにも起こります。特に、もともと腹筋が弱い女性に多いです。
対策としては、腹筋を鍛える、食物繊維を多く摂る、腸内環境を整えるなどがあげられます。
[ 直腸性(習慣性)便秘 ]
便は直腸にあるのに、便意がおこらないという便秘です。ふだんから排便をガマンすることによって起こるもので、たまった便を放置しておくと水が吸収されて固くなり、さらに出しづらくなります。
固まった便が腸をふさぐと、ほかの腸の病気の原因にもなるので、ガマンしないで出すことを心がけましょう。
[ 痙攣(けいれん)性便秘 ]
ストレスや過労、睡眠不足などで腸が荒れてしまっているために、ぜんどう運動が過剰に起こり便がうまく排出されない便秘です。コロコロと固いものや細いものが出たりします。
過敏性腸症候群の便秘型につながるとされているように、対策としてはストレスを取り除くことが大事です。ふだんから健康的な生活を送り、ストレス解消できる環境をつくっていきましょう。
便秘には大きく分けて2種類のものがあります。「器質性便秘」と「機能性便秘」...
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この記事のカテゴリーは「病院・クリニック」です。2007年08月28日に更新しました。
この記事のカテゴリーは「病院・クリニック」です。2007年07月02日に更新しました。
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